バックアップ「以外」の使い方
バックアップお預かりサービスは、「バックアップ」をとる「だけ」の物ではありません。NASの設置もあるので、「ファイル共有」としての利用も可能です。加えて、「離れた場所から会社のネットワークに安全に接続する」VPN(仮想プライベートネットワーク)機能を持つ「WatchGuard」を設置するため、社外からNASの中見を閲覧する事も出来るようになります。バックアップお預かりサービスと言いながら、普段使いとしても利便性が高まります。
VPNについて
VPN(Virtual Private Network)は、インターネット上に仮想的なプライベートネットワークを構築する技術です。主な利点をざっくり説明すると。
VPNの主な利点
- セキュリティの向上
- データの暗号化により、第三者による盗聴や情報漏洩を防止
- 公共Wi-Fiなどの安全でないネットワークでも安全に通信可能
- プライバシーの保護
- 実際のIPアドレスを隠すことで、オンライン活動の追跡を困難に
- インターネットサービスプロバイダ(ISP)からの監視を回避
- コスト削減
- 企業が遠隔地のオフィスを安全に接続可能
- 専用線の代替として利用可能
VPNは個人ユーザーから企業まで幅広く利用されており、オンラインセキュリティとプライバシー保護の重要なツールとなっています。
VPN+NASでリモートワーク
VPNで自宅やシェアオフィス、カフェなどから社内にあるNASのデータが使うことが出来れば、それだけでお仕事できますよね。システム利用が必要な場合や、インターネットバンキングの様な特定端末しか使えないものは「もう一工夫」が必要になるのですが、エクセルやワード、PDFを見るだけなら問題ありません。
FAX機能付き複合機だと、FAXをPDFで受信することができます。そのFAXをNASにPDFで保存すれば、自宅からFAXの内容を確認することも可能となります。パソコンにFAXドライバを入れておけば、パソコンからFAX送信も出来るので、自宅に電話回線やFAXがなくても問題ありません。加えてクラウドPBXも利用するなら、固定電話もスマホなどで使える様になるので、事務所の場所を選ばなくなります。NASのデータは自動バックアップされます。万が一、NASが壊れても最悪、バックアップ時点まではデータがあるため、死角がありません。
「バックアップお預かりサービス」ご検討ください。