バックアップ自動化のすすめ

バックアップをとる「目的」

「バックアップをとりたい」と言われた際に「目的」をお伺いするケースがあります。目的を整理すると、おおむね次のとおりになります。

  • 誤って消してしまったデータを復元させたい
  • 誤って修正してしまったので、○○日時点のデータに戻せるようにしたい
  • 万が一、今の場所がなくなってしまった場合でもデータ復元できるようにしたい
  • 万が一、今の場所がなくなってしまった場合でもデータ復元できるようにするとともに、○○日時点データにも戻せるようにしたい

バックアップの取り方

上記課題ですと、バックアップの取り方は大きく2つに収束されます。

  • 最新データをバックアップする。過去分については上書きで構わない。
  • 世代管理付きのバックアップする。過去分についてもデータが必要。

最新版のバックアップの場合、バックアップしたいデータ容量が100Gとすればバックアップする先の媒体も100Gあれば問題ありません。世代管理をする場合、仮に1週間前に戻すぐらいまでは想定されるという事であれば、100Gx7日分の容量が必要になります。(フルバックアップの場合)
世代管理を行う場合でも、バックアップ専門のソフトを使うともっと容量が少なくてすむ方法がありますが、そちらは別記事でご紹介します。

手動vs自動

誤って消してしまった場合に復元するだけでいい、かつ安く済ませたいと言うご要望の場合、USBメモリや外付けHDDに単純コピーするだけでもバックアップとして利用できます。いいんですが、手動で行っている分、気がついたらバックアップを取らなくなっていたと言う状態になっている事がほとんどです。忙しい時には後回しになっていつの間にか行わなくなって、バックアップから復元ができない。結果「消えたデータを復元する方法ない?」と聞かれる事がしばしばあります。
バックアップは自動的にとる方が良く、「一定の時間になったら一定の場所のデータを所定の場所にコピーする」と言う方が間違いがありません。この場合、有料のバックアップソフトを使わずとも、フリーのバックアップソフトなどでも設定できます。また、ソフトによっては世代管理ができるものもあります。

バックアップ自動化のすすめ

弊社のバックアップお預かりサービスは、ご希望をお伺いしながら、「必要なデータ」を「自動的」にバックアップするまで提供するサービスになっています。また、バックアップ保存場所も「遠隔地」ですので、万が一の場合にもご安心いただけるサービスになっています。バックアップに不安があるなら、ぜひお問い合わせください。

大切なデータをお守りする「バックアップお預かりサービス」&UTMサブスクのDataDefense株式会社