WatchGuard製品の機種更新について
WatchGuardも新モデルに更新される事があります。いわゆる世代交代ですね。
どこかのタイミングで保守が切れるのですが、ルールがあります。今回はその説明をします。
EOL(End Of Life)とEOS(End Of Sales)について
サポート終了日(EOL)と販売終了日(EOS)の2種類の用語があります。全てのWatchGuard製品とサービスは、その期間が考慮されています。
製品EOSは最大でEOLの5年前とし、全てのEOLアナウンスは製品の販売終了の少なくとも60日前に公式にアナウンスされます。
EOLとEOSになった場合
WatchGuardのポリシーから引用します。
◆EOS EOSとなった時点で製品は購入することができません、ただしWatchGuardはサポートポリシーに準じてサポートは提供していきます。
◆EOL EOLとなった時点WatchGuardサポートも提供を終了します。製品がEOLに分類されると、新たな開発(バグフィックス)、修理、交換対応及びサポートを受けることはできません。 ホームページからのオンラインドキュメントのダウンロードは引き続き可能です。
基本的には、EOSを過ぎると入手できなくなります。EOLを過ぎるとUTMとしては最新のシグネチャを利用できなくなるという事になります。
WatchGuardは最新状態での利用をお勧めします
他社UTMと違い、WatchGuardの設計思想はセキュリティ機能に対して最適な技術を組み合わせ、独自OSであるFirewareに統合されています。そのため、時折モジュールがガラッと変わる事があります。そのため、EOL期間内であって、かつ可能な限り機能更新(ファームアップデート)を行う事が大事です。EOLを過ぎた商品の場合は、次世代のモノに入れ替える事をオススメします。
EOL期間内であっても、UTMライセンス期限が越えた場合、ファームウェアアップデートができなくなります。UTMライセンスも最新を追いかけられているか、そちらも一緒にご確認ください。