WatchGuardでもSD-WAN使えます
最近、SD-WAN(Software Defined-Wide Area Network)と言う言葉がネット上で出てきたりしています。クラウド環境やWebミーティングの様なネットワークを使うサービスが増加、インターネットにただつなぐのではなく、ソフトウェアによる制御を加えてより柔軟なネットワークを実現します。
WatchGuardでも、SD-WANに対応しています。
フレッツ回線の構成例
フレッツを2本契約した場合
この例の場合、各ONUからWatchGuardにケーブルをさします。そのポートを外部ポートに設定する事で、WAN側接続を確立する事ができます。WAN側接続を確立したら、どういった条件で切り替えるのかを設定していきます。
例えば、ISP①は通常のデータ通信を行いISP②ではMicrosoft TeamsやZoomなどのWebミーティング、クラウドPBXで利用する音声通話などの通信を流す事が可能になります。TeamsやZoomでのWebミーティングで途中で動画などが止まってしまったり、クラウドPBX利用中に音声が片方だけしか聞こえない現象が出る場合が出てくる様になりました。ある一定トラフィックを利用するサービスなので、通常のデータとは分けて改善できる場合があります。
今のは特定アプリのみを通信経路を分ける例だったのですが、WatchGuardは単体でも冗長構成を組むこともできます。その場合、ラウンドロビン・フェールオーバー・インターフェースオーバーフロー・ルーティングテーブルの4種類から選び、条件を定めて設定します。ISP①の疎通が止まってしまった場合に、ISP②に切り替えて通信を流す、そもそもISP①とISP②の両方から分散して流すなどの機能になります。
NURO bizの構成例
NURO bizの場合、1本の契約で固定IPと動的IPの2種類の接続が可能となっています。フレッツだとONUが2つあり、WatchGuardにそれぞれ物理結線を行うようになっていましたが、NURO bizの場合は1つのONUからWatchGuardに2本のケーブルをさし、外部ポートに設定する事でフレッツ2本引いたのと同様の接続が可能となります。
弊社の関連会社で、フレッツのコラボモデルとNURO bizの取次を実施しています。よろしければ、そちらのコンテンツもご覧ください。